パソコンを買ったものの株やFXができないという話があります。おそらく単にインターネットに繋がっていないだけです。
パソコンをインターネットにつなぐ方法はいくつかあります。
- OCN光など優先式のインターネット回線を契約
- UQ WiMAXなどのワイヤレスのモバイル回線を契約
- 格安SIMを利用したモバイルルーターを契約
- ケーブルテレビとセットで契約
いずれも通信事業者との契約が必要です。契約に伴い、月額の使用料金が発生します。
最も安定的な通信を享受できるのは、OCN光など有線式のインターネット回線を契約することです。ワイヤレスのモバイル回線は通信の安定性、及び通信速度で有線式のインターネット回線に劣ります。
一方、UQ WiMAXなどワイヤレスのモバイル回線は屋内外問わず利用できるのが強みです。有線式のインターネット回線は当然屋外に持ち運べません。
ライトな資産運用目的ならどれを選択しても良いです。回線の速度や安定性はあまり重要ではないからです。
一方、デイトレーダーのような短期売買に憧れるなら、有線式のインターネット回線をオススメします。不安定な回線は取引に支障をきたすからです。
ちなみに筆者はOCN光と契約しています。シェアトップの事業者ですので、困ったらチェックしてみて。相談すれば、あなたの自宅に適した環境を提案してくれるはずです。
株取引用パソコンをインターネットにつなぐ4つの方法
いくつか方法があります。
- OCN光など固定のインターネット回線を契約
- UQ WiMAXなどのワイヤレスのモバイル回線を契約
- 格安SIMを利用したモバイルルーターを契約
- ケーブルテレビとセットで契約
OCN光など固定のインターネット回線を契約
自宅に光ファイバー回線(建物によってはメタル回線もあります)を敷設し、パソコンのイーサネットコネクタにLANケーブルを接続してインターネットを利用します。高速度で安定性の高さが魅力です。
敷設工事は業者が行いますので、私たちはサービス事業者に問い合わせるのみです。
固定のインターネット回線を利用する場合には、
- 回線使用料
- プロバイダ契約料(契約するインターネットプロバイダ次第)
の2つの契約料が発生します。この契約料はあなたの住宅の構造や契約するプロバイダによって変わります。
後者のプロバイダとはインターネット接続サービスを提供する事業者のことで、必ず一社契約する必要があります。言い換えると、単に光ファイバー回線のコネクタにケーブルを挿すだけではインターネットは利用できません。
UQ WiMAXなどのワイヤレスのモバイル回線を契約
スマホ同様、近所の基地局と電波で通信することでインターネットを利用します。ワイヤレスで物理的な制約を受けにくいのが魅力です。
このサービスを利用するにはUQ WiMAXやBroadWiMAXなどWiMAXサービス提供事業者との契約が必要です。当然ながら月額での通信料金が発生します。
WiMAXを利用できるかは、あなたが基地局のエリア内に住んでいるかに依存しています。よほどの山奥でなければ大丈夫ですが、ビル街では電波が届きにくいなど安定性に劣る場合もあります。
格安SIMを利用したモバイルルーターを契約
こちらもUQ WiMAX同様に、近所の基地局と電波で通信することでインターネットを利用します。やはりワイヤレスで物理的な制約を受けにくいのが魅力です。
近年は格安SIMとSIMフリーのモバイルルーターのセットも販売されています。速度に劣りますが、月額料金を安価にできるのが魅力です。
リスクはビル街では電波が届きにくいなど安定性に劣る点です。
ケーブルテレビとセットで契約
ケーブルテレビを利用しているとセットでインターネットに申し込める場合があります。あなたがケーブルテレビを契約している場合には、契約先に問い合わせてみてください。
どうするのが良いか
ライトな資産運用目的ならなんでもOK
判断ポイントはいくつかあります。
- 宅内でのみ利用するか
- 宅内でも屋外でも利用するか
あなたが購入したパソコンを宅内でも屋外でもインターネットに接続したい場合、ワイヤレスのモバイル回線が必要です。高速度の通信サービスを提供するWiMAXや、速度は劣るが安価に運用できる格安SIMとSIMフリーのモバイルルーターを用意するのが良いです。
一方、宅内でのみ利用する場合には、固定の光回線があると便利です。WiMAXやその他のモバイルルーターも使えますが、光回線の速度と安定性には敵いません。
- 契約料を安価に抑えたい
- 多少高額でも安定性や速度を重視したい
先に述べたように、格安SIMを利用すると月々の契約料を安価にできます。例えばOCNモバイルONEのデータ通信専用SIMは月額900円(税込み972円)から利用できます。
一方、WiMAXは4,000円前後、光回線は回線使用料とプロバイダ料込みで6,000~7,000円程度になるかもしれません。
デイトレがしたい場合は光回線を
あなたがパソコンを利用して専業のデイトレーダーになりたいならば、多少無理してでも光回線を契約したほうがよいです。速度の低下や不安定性は取引に支障をきたす可能性があるからです。
誤解しないでほしいのですが、本格的にデイトレードで飯を食べたいときには光回線がよい、という話です。
株やFXをやるために光回線は必須ではありません。ライトな取引ではインターネットにつながっていれば何を選んでも良いのです。
毎月の契約料金が6,000~7,000円になっても専業トレーダーなら経費にできますよ。
フリーのWi-Fiスポットも利用できるよ
あなたが購入されたパソコンがノートパソコンの場合、フリーのWi-Fiスポットにてインターネットを接続することができます。サービス提供エリアまでノートパソコンを持って行くのです。
この話はタブレット端末で株取引。屋外でどうやってインターネットにつなぐの?をノートパソコンに置き換えてお読みください。
インターネットをつなぐ前にやること
パソコンに必ずセキュリティソフトをインストールしてください(関連してパソコンで資産運用する人のためのセキュリティリスク対策)。特にWindowsパソコンをセキュリティソフトなしにネットに接続するとごく短時間でウイルスに感染する可能性があります。
金融取引にオススメのセキュリティソフトは別途記事にします。
まとめ
- パソコンで株やFXをやるためにはインターネット接続が必要
- ネット接続は固定回線かワイヤレス回線の契約を
- ネットにつなぐ前にセキュリティソフトをインストールすること
です。
なお、筆者はNTT + OCNの光回線を契約しています。料金が高いのがネックですが、速度や安定性は満足しています。