タカラレーベン(証券コード:8897)株式は、10万円以内で購入できる、株主優待と配当金を設定した銘柄です。今回筆者はタカラレーベン株式を購入し、配当金や株主優待を貰ってみたので、写真付きで紹介。株主還元の利回りは5%超と高く、少額投資できることから、初めて購入する株式の1つとしても向いていると思います。
株主優待と配当金を合わせれば、生活がちょっとお得になりますよ!
記事のポイント
- タカラレーベン株式は、2018年6月の相場でも、10万円以下で購入できる低位株の1つ。金額的ハードルが低く、初めてでも買いやすい
- 株主優待と配当金の株主還元あり。両者を合わせて、年間4~5%近い利回りに
- お米券は近所の百貨店かスーパーで使おう。コンビニはファミリーマートで利用可能
タカラレーベン株式の概要
証券コード | 8897 |
最近の株価 | 1株417円 最新の株価はヤフーファイナンスで |
売買単位 | 100株 |
最低投資額 | 41,700円 + 証券会社固有の買付手数料 |
権利確定月 | 3月・9月 2018年3月27日 2018年9月25日 |
株主優待(2018年実績) | 〇 (年1回) |
配当金(2018年実績) | 〇 (年2回) |
公式サイト | 個人投資家の皆様へ|株式会社タカラレーベン |
2018年07月28日現在。
https://www.leben.co.jp/corporate/profile.html
タカラレーベンの株主になるには
タカラレーベンの株主優待や配当金をもらうためには、タカラレーベンの株主になる必要があります。株主になる手順は以下の通りです。
- 証券会社で口座を開設する
- タカラレーベン株式を100株以上購入する(必要な金額は、2018年6月時点で41,500円)
- 権利確定日(3月末、9月末)まで株式を保有し続ける
- 権利確定日の数ヶ月後に優待品、配当金を受け取る
タカラレーベン株式の特徴
10万円以下で購入できる株主優待と、配当金利回りの高めが銘柄
タカラレーベン株式は、
- 100株を10万円未満で購入できる株式
- 株主優待がある
- 配当金の利回りが3.9%前後と高い(日経平均を構成する225銘柄の平均値は1.6%程度)
と、投資家還元の大きい銘柄です。
不動産事業を行う会社、といった理由から、どうしても「不動産を買いたい」人でなければ、なかなか知名度がない会社かもしれません(筆者も株式を始めるまで知りませんでした)。
しかし、一方で株価が400円台と安価で、100株を購入するために必要な価格も10万円以下です。投資するお金が少ない、少額投資家にとっては金銭的に買いやすく、配当金や優待といった株式投資の魅力も十分に味わえる銘柄なのです。
タカラレーベンの株主優待は、貰って嬉しい「お米券」
タカラレーベンの株主優待はお米券です。
100株以上 ~ 500株未満 | お米券1枚(1kg分) |
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500株以上 ~ 1,000株未満 | お米券3枚(3kg分) |
1,000株以上 | お米券5枚(5kg分) |
筆者が2018年3月に貰ったものは、高島屋の包み紙に綺麗に包装されていました。最初は高島屋の商品券?が届いたものと思って、「あれ?株主優待変わった?」とちょっとドキドキ。
しかし、中には予定通りに、お米券1枚が入っていました。これは、家族の食費の一部になって、おいしく頂く予定です。
お米券ってどうやって使うの?
お米券は1枚440円相当の金券として使えますので、最寄のスーパーなどでお米を買った際などに一緒に提出なさってください。店員が金券のコードを入力したり、背面のバーコードをスキャンして、割引価格を適用します(元レジ店員なので、経験あり)
https://www.gohansaisai.com/shop/about/
- おこめ券のご購入・お引き換えは全国のお米屋さん・スーパー・デパートなどでいつでもお使いいただけます。
(一部お取扱いのない店舗もございます。)- 有効期限はございません。
お米券は、主要百貨店、イオンやマックスバリュなどのスーパー、ウェルシアなどの一部ドラッグストアと、ファミリーマートで使えます。
全国共通おこめ券ご利用可能店舗(量販店)(pdf)
セルフレジでは使えない可能性がありますので、有人レジで使うと安心です。また、必ずしもお米を買う必要はありません。
タカラレーベンの配当金利回りは3.9%程度
会社四季報によると、タカラレーベンの2018年度の配当金は、1株あたり
- 2018年9月期(中間配当):5円
- 2019年3月期(期末配当):11円
で、年間合計で1株あたり16円、100株(1単元)で1,600円です。株価41,500円で計算すると、1,600 ÷ 41,500 = 3.86%と、なかなかの高配当銘柄です。これにお米券(440円)を加算すると、2,040 ÷ 41,500 = 4.91%と結構な利回りになりますね。
参考までに、2018年3月期の配当金(期末配当)は、1単元あたり1,100円(所得税・住民税を控除すると、877円)でした。
タカラレーベンの株価と日経平均株価の相関性
2013年1月以降のタカラレーベン株式の株価と日経平均株価を比較し、両者の相関係数を求めてみました。その結果、「0.44」とそこそこ正の相関が見える程度でした。
以下のチャートは縦軸に日経平均株価、横軸にタカラレーベン株価(終値)でプロットしたものです。タカラレーベンは日経平均株価構成銘柄ではないので、日経平均株価構成銘柄に比べると、日経平均株価への相関性は低くなります。
なお、株価の時系列データはSBI証券が提供するデイトレツール「Hyper SBI」より取得しています。
まとめ
- タカラレーベン株式は、2018年6月の相場でも、10万円以下で購入できる低位株の1つ。金額的ハードルが低く、初めてでも買いやすい
- 株主優待と配当金の株主還元あり。両者を合わせて、年間4~5%近い利回りに
- お米券は近所の百貨店かスーパーで使おう。コンビニはファミリーマートで利用可能
筆者はSBI証券を利用して、タカラレーベン株式を購入しました。SBI証券のアクティブプランを利用すると、1日10万円までの取引は手数料ゼロ円になりますので、4万円台で購入できるタカラレーベン株式は手数料不要で購入できるのです。
これからタカラレーベン株式を買ってみたい場合には、ぜひチェックしてみて!