東京と神奈川で出店する「まいばすけっと」は、「まいばすけっと株式会社」が運営する都市型の小型スーパー。コンビニとスーパーの特徴を併せ持った雰囲気の店舗ですよね。
もし、あなたが日常的にまいばすけっとで買い物をしているなら、まいばすけっとで利用できる株主優待を取得してみてはいかがでしょうか?
ただ、まいばすけっと自体は非上場企業ですので、私たちは株主になれません。実際には上場するイオン系列の株式を買うことになります。本記事では、まいばすけっとで使える優待として、イオンオーナーズカードと株主優待券(100円割引券)について紹介します。
記事のポイント
- 「まいばすけっと」の株式は購入できないので、当然まいばすけっとが提供する株主優待はない
- その代わり、イオン(証券コード:8267)の「イオンオーナーズカード」とマックスバリュ各社などが提供する「株主優待券(100円割引券)」を利用できる
- 最も安価に、オーナーズカードと100円割引券を揃えるなら、イオンとイオン北海道の株式を買おう
まいばすけっとで利用できる株主優待
- イオンオーナーズカード(イオン株主優待)
- マックスバリュ各社、イオン北海道やイオン九州の株主優待券(100円割引券)
まいばすけっとは、イオン(証券コード:8267)とイオンリテールが株式を保有する「まいばすけっと株式会社」が出店する店舗です。2018年7月現在で東京と神奈川に出店しています。まいばすけっと株式会社は非上場なので、株主優待はおろか、そもそも株式を購入できません。
その代わり、イオンの株主優待(オーナーズカード)のほか、マックスバリュ各社、イオン北海道(証券コード:7512)やイオン九州(証券コード:2653)などの株主優待券をまいばすけっとで利用できます。
イオンオーナーズカード(イオン株主優待)
イオンオーナーズカードはまいばすけっとでも利用できます。イオンオーナーズカードを入手するには「イオン株はどこで買うの?株主優待と購入方法を徹底紹介!」をご覧ください。
http://www.aeon.info/ir/stock/benefit/card.html
まいばすけっとでのイオンオーナーズカードの使い方は、他のイオン系列店舗と同じです。すなわち、会計時にお金を払う前に店員さんに提出、です。
イオンオーナーズカードは、買い物のキャッシュバックほか、イオンラウンジを使えたりと、様々な特典があります。あなたが株主優待投資に関心をお持ちなら、ぜひとも取得をオススメしたい優待の1つです。
マックスバリュ各社の株主優待券
マックスバリュ各社やイオン北海道、イオン九州など、イオン系列企業が発行する株主優待券を「まいばすけっと」で利用できます。株主優待券の裏面に全国のまいばすけっとで利用できるとの旨が記載されており、実際に利用した経験もあります。
対象の株主優待券を発行する企業は以下の通りです。
- マックスバリュ各社(マックスバリュの株主優待を取得するには)
- イオン北海道(イオン北海道の株主優待は「使える!」10万円以下でも株を買いたいあなたへ)
- イオン九州(イオン九州の株主優待を紹介。ラウンジにも入ることができるよ!)
注意点として、マックスバリュなどの株主優待券は1,000円以上の買い物時に使います。1,000円の支払いに対し、100円の優待割引券を1枚利用可能です。逆に、買い物金額が1,000円に満たない場合には、株主優待券(100円割引券)は利用できません。
イオンオーナーズカードと株主優待券、併用できる?
はい。オーナーズカードと株主優待券を併用できます。併用時は、先にオーナーズカードを出し、お支払い時に株主優待券を提出ください。
イオンカードやイオンカードセレクトとも併用OK
まいばすけっとでの支払いを、イオンカードやイオンカードセレクトなどのイオン系列のクレジットカードを使うことで、株主優待とは別にWAONポイントをお得に貯めることも可能です。
https://www.aeon.co.jp/special/column/20161104/index.html
ただ、残念ながら、まいばすけっとはお客さま感謝デーの対象外なので、他のイオン系スーパーに比べると、少しお得度合いが劣ります。
まいばすけっとでは利用できない株主優待
イオンはイオンリテールやマックスバリュの他にも、ウェルシア(証券コード:3141)やミニストップ(証券コード:9946)などの連結子会社を保有しています。まいばすけっとでは、これら連結子会社が発行する株主優待は利用できません。
例えば、ミニストップが発行する株主優待(ソフトクリーム無料引換券)を利用できるのは全国のミニストップのみです。
最もお得にオーナーズカードと株主優待券(100円割引券)を揃える方法
まいばすけっとをお得に利用するならば、イオンとイオン北海道の株主優待を取得すると、もっとも安価な取得費用で、「100円引き + 3%のキャッシュバック」の優待特典を受けられます。
- イオン:株価2,370円(必要投資額は23.7万円)
- イオン北海道:株価811円(必要投資額は8.11万円)
※株価は2018年6月29日現在
2018年6月末現在、この2社の株式を取得するために必要な金額は32万円ほどです。両社の株主になると、株主優待として、オーナーズカードと25枚の株主優待券、そして年間4,000円程度の配当収入も期待できます。
まとめ
- 「まいばすけっと」の株式は購入できないので、当然まいばすけっとが提供する株主優待はない
- その代わり、イオン(証券コード:8267)の「イオンオーナーズカード」とマックスバリュ各社などが提供する「株主優待券(100円割引券)」を利用できる
- 最も安価に、オーナーズカードと100円割引券を揃えるなら、イオンとイオン北海道の株式を買おう
ちなみに、イオンやイオン北海道など、上場企業の株主になるには、証券会社を通じて両社の株式を購入します。筆者はSBI証券を利用して、イオンとマックスバリュ東北の株式を購入し、株主優待特典をそろえました。
もし、まいばすけっとの利用頻度が高ければ、ぜひ株主優待の取得も検討してみて!